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日本でベーシックインカム(月7万円)を実現するには

ベーシックインカムとは


近年ヨーロッパでたびたび議論され、実験が繰り返されている社会制度の一つ。

様々な社会保障制度をまとめて一本化し、毎月全国民に配ってしまおうというもの。


日本においては国内最大のインターネット掲示板である2ちゃんねる(現5ちゃんねる)の創設者ひろゆきこと西村博之が実現しようとしている制度。

日本に住む全ての日本人に毎月一律7万円(こどもは3万5千円)を支給するというもの。

7万円の部分は変更してもいいが、家賃が高い都会では暮らしにくく、家賃が低い田舎なら働かなくても生きていけるくらいの値段が望ましい。



個人的には実現するにはまだ早いが、10~20年後には絶対に必要な制度になると考えている。



ベーシックインカムがなぜ必要になるのか

科学技術が進歩し、あらゆるものが自動化されれば、仕事に着ける人間の数は年々少なくなるからです。


車の自動運転技術が完成すれば、バスやタクシーやトラックの運転手たちは仕事を失います。

コンビニやスーパーが自動化され、無人の店舗が増えれば、店員は必要なくなります。

車の製造や整備が自動化されれば、整備士や工場勤務の人たちは全員首になるでしょう。

単純労働は完全になくなり、特殊な技能や才能が必要とされる仕事ですら、少しづつ機械に場所を奪われていくでしょう。


そんな未来が決して夢物語ではない場所まで近づいてきているのです。

そういう状況の今だからこそ、ベーシックインカムの実現に向けて動いたり、議論したりするというのは合理的であると言えるでしょう。



ベーシックインカムのメリット

地方創生

仕事につかずに暮らすためには、家賃の低い田舎で暮らすしかないので、一定数の人が都会から田舎へと移動します。

田舎で暮らす人が増えることで、その地域の商店街や地元の店が活気を取り戻すでしょう。


結婚率が上がる

1人で暮らすより2人で暮らした方が自由に使えるお金も増えるということで、田舎に移った人の中で2人暮らしの人々が増えます。

娯楽が少ない田舎で、お金のない恋人同士が2人暮らしをしていると、不思議と子供が増えるという統計があったりするそうなので、少子化対策にもなるわけですね。

ちなみに田舎のほうで手取りが21万円以下の家庭は珍しくないので、子供が2人生まれたとしても普通に暮らしていけます。


自殺者が減る

まず、お金がなくて自殺する人はいなくなります。

金銭的な理由で一緒に暮らさなくても良くなるので、家庭の問題で死ぬ人も減ります。

必ずしも働かなくて良くなるので、ブラック企業のせいで自殺する人も減ります。

病気や怪我を理由に自殺する人は、減らせませんが、それ以外に理由の人はかなり減るので、統計を見る限りでは半分以下になると思われます。



財源はどうするのか

日本人1億人に対して月7万円(こどもは3万5千円)を配るとすると、必要な予算は年間約94兆円。

医療費の負担を全員3割にして、生活保護を廃止します。

さらに年金の額も一律7万円にします。

ここまでで、約21兆円浮きます。

それから、固定資産税を5.6%まで上げる。

起業に解雇規制を無くすことで法人税の収入を増やす。

パチンコとたばこに35%の税金をかける。

ここまでで約88兆円の財源を確保できます。

あとの5兆円に関しては、単純に予算を増やすなり、外国や国連への援助を減らすなりすれば大丈夫です。


賛同する政治家を増やす

財源を確保できれば、あとは実行するのみと言いたいところですが、ベーシックインカムの制度を作るためには国会で法案を可決させる必要があります。

そのためには、ベーシックインカムに賛同する政治家や政党を増やさなければいけません。

つまり、ベーシックインカムを実現したいと思うなら、政治家に訴えたり投票に行ったりしましょう。

政治家の事務所に電話したり、メールをするのが面倒だと思うなら、投票一択ですね。



結論

投票に行こう。



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